ブラック魔王の番外編4:ガウディ2009/04/12

GAUDI,二川幸夫,A.D.A.EDITA Tokyo GAトラベラー008
その昔、大学も卒業かというころ建築探偵により建築に興味をもちだした頃、「アール・ヌーボーの世界」(海野弘、中公文庫)という本を読み、大変感銘を受け、アール・ヌーボーとは単なる美術ムーブメントではなく生活の美とはなにかと大変勉強になったのだが、この本の最後にアール・ヌーボーの到達点としてなんと、ガウディの建築、家具がその最終到達点であると述べていたのであった。写真は、サグラダフィミリア教会の階段である。巻貝をイメージするように設計されているそうである。アール・ヌーボーは自然あるものを生活の美的空間にとりいれるもで、自然に在るものというのはほとんどが曲線であり、建築に曲線を取り入れることで美しい空間が生まれると。海の底に居るようなイメージがわいてくるガウディの建築空間に非常に魅力を感じたが、まだこのときには、自分の家と関係あるかどうかなど微塵も思わなかったのでした。

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